ブランドセキュリティで共に働く

GMOブランドセキュリティ
取締役(兼 最高技術責任者)

山下 寿也

「GMOブランドセキュリティのエンジニアってどんな仕事をしているの?」
という皆さまの疑問に、山下がお答えします。

1.ブランドセキュリティに入る前はどういう仕事をしていましたか?

学生のころからベンチャーの立ち上げに参加しました。ちょうどベンチャーバブルと呼ばれた時期でしたので、色々な経験をすることができました。スーツを着て大学に通ってましたので、周りからちょっと変人扱いをされていましたね。その後、自分で作ったサービスが予想外に軌道にのりましたので、いくつか内定はもらっていたのですが、卒業後は就職をせずに、ずっと会社経営や開発に携わっていました。自社プロダクトの開発から、客先常駐的なことまで色々な開発現場に携わってきました。
一度はそれなりにしっかりとした会社で働いてみようと思い、GMOブランドセキュリティに参加しました。

2.ブランドセキュリティで実際に仕事をしてみてどうですか?

正直、最初の数年間はカルチャーギャップに戸惑いました。ベンチャーとは言っても、GMOブランドセキュリティは、錚々たる大企業のクライアントとお仕事をさせていただいていますから、経営管理、業務管理、開発管理などのすべての面で学ぶところが多かったと思います。コンサルティング会社ということもあって、非エンジニア職の方々も感度はよく、結果としては馴染みやすい職場だったのかなと思い返されます。また、「ブランドセキュリティー」という今まで全く持っていなかった視点で仕事をしたり、世の中を見るようになりましたので、エンジニアだけの会社では得られない貴重な経験ができたと感謝しています。

3.実際のエンジニアの仕事内容について教えてください。

ものすごくシンプルに言うと、コードを書いてリリースする、ということです。
逆に言えばそれだけに集中できる環境を整えるのが僕の仕事、CTOの仕事だとも思っています。
全面的にサーバーレスを導入していますので、サーバーが落ちないか24時間常に誰かが起きていて監視する、というようなことは現在していません。もともと人数の少ない開発部隊ですから、そのようなことにリソースを割けません。落ちないインフラ構築を常に目指しています。
チームとしては、東京、大阪、ホーチミンに分散していて、Slackでコミュニケーションをしています。日本人同士だと日本語を使いますが、ベトナムとは英語でコミュニケーションをしますね。チームの構成は極力フラットにして、各自に自主的にコーディングやコードレビューに取り組んでもらっています。

4.ブランドセキュリティのエンジニアが目指す5年先、10年先を教えてください。

オンプレミスな環境とレガシーなコードから、クラウド化、サーバーレス化、DevOps化など極力モダンな開発体制へ移行することが僕のCTOとしてのミッションであったと思っています。まだ現在進行中の部分もありますが、目処は立っています。この開発体制であと5年もてばいいなとは思っていますが、、世の中の動きは大変早いですので、僕が作った開発体制は必ず早晩陳腐化します。
次の開発体制を提案し、それを主体的にリーダーとして実行してくれる人がおそらく次に僕のポジションになる人だと思っています。10年先はその方にお願いすることになるでしょう。もしかしたら、ほとんどのコードを人工知能が書くかもしれませんし、ノーコードが浸透してエンジニアの仕事ががらりとかわるかもしれません。

5.どんな仲間と仕事をしてみたいですか?

一緒に仕事をしているから仲間、という考え方もあります。人は必ず意外性があります。特に最初にもった印象や情報が持続するほうがおかしいわけで、一緒に仕事をしていくなかで「おや?」と思うことは、たくさんありますよね。そういうところを擦り合わせて時間を積み重ねない限り、仲間と呼べるまでの蓄積には到達できないと思います。お互い「おや?」と思われてしまうと思います。そういう時に諦めてしまわないでほしいですね。でないと仲間にはなれませんし、良い仕事もできないと思います。

6.ブランドセキュリティの未来の仲間に一言お願いします。

狂いそうになるブラックな現場も騒々しいバブリーな時代も生きてきたからこそ言えることかもしれませんが、落ち着いてなにかに打ち込めるという季節というのはとても幸せなことです。僕はこの会社で、システム開発の仕事に落ち着いて打ち込めていることを、毎日心から感謝しています。もしあなたが5年や10年単位でエンジニアとして、またおとなとして、何かを成し遂げたい、守りたいのであれば、是非GMOブランドセキュリティの門を叩いていただければと思います。

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例え書類選考で残念な結果だったとしても、僕から直接謝辞を述べさせていただきたいと思います。皆様のご応募を心よりお待ちしています。