グローバル企業はドメインをいくつ取得しているでしょうか?
インターブランドの「ベストグローバルブランド2015」の上位にランキングされた企業10社を対象に、ドメイン取得状況について調べてみました!
インターブランドTOP10のドメイン取得状況
.tg {border-collapse:collapse;border-spacing:0;} .tg td{padding:10px 5px;border-style:solid;border-width:1px;overflow:hidden;word-break:normal;} .tg th{font-weight:normal;padding:10px 5px;border-style:solid;border-width:1px;overflow:hidden;word-break:normal;} .tg .tg-baqh{text-align:center;vertical-align:top} .tg .tg-amwm{font-weight:bold;text-align:center;vertical-align:top}ブランドランキング企業名取得ドメインの数1Apple2402Google3073Coca-Cola2204Microsoft2435IBM1986TOYOTA2077SAMSUNG2588GE108 ※9McDonald’s16810Amazon271
※ 2文字ドメインは取得できない国が多い。
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こんなにドメインをたくさん登録する理由は?
一番大きい理由は、第三者からドメインを保護するためです。商標のように、ブランド保護の観点からドメインを事前に登録しておく場合が多いです。ドメイン奪還の手続きが煩雑ということやビジネスのローカライズによってドメインを登録するのも理由です。
全てのドメインを取得するには、費用面でもかなり負担に… どこまでドメインを取得したら良いの?
まずccTLDの場合、事業を進出している国、または進出を予定している国のccTLDは取得した方がいいです。しかし「事業を進出している国、または進出を予定している国」という条件なら、全世界が該当する可能性もあります。なので、取得ブランドの競合程度やインターネット補給率、経済成長率、競合社の動きなどを総合的に考慮して取得した方がいいです。この際、考慮すべき一番重要な核心は、「該当国で貴社がどれだけ信用されているのか」です。日本に拠点を置いている会社なら、当たり前に「.jp」を使っていると思うはずです。
新gTLDの場合もccTLDのように、「信用」という観点から貴社の事業と関連したTLDを検討することをお勧めします。例えば、‘ABC自動車について調べたいけど、「abc.car」にアクセスすればいいたろう’と思うユーザーがいるかもしれません。もし該当サイトが第三者によって運営されていたら、ブランド侵害のような被害を受ける可能性もあります。
また新gTLDは、マーケティングの観点から他のTLDより目を引くことができます。Googleのドメインネーム「abc.xyz」は既に注目されています。また、Cookpadが運営しているHOLIDAYというSNSサイトは「haveagood.holiday」というドメインネームを使用し、サイトのコンセプトを直観的に伝えています。このように事業内容と性格を考慮してドメインを登録しましょう。