日本マクドナルドホールディングスの業績が急回復しているようです。新メニューラッシュや適正価格のサーチによる価格の見直しなどが功を奏したのか、鶏肉偽装問題で減った客足も回復基調を示し、それが確実に業績に結びついてるようです。
今や、世界120カ国36,000店舗をかまえる巨大ファーストフードチェーン「マクドナルド」。グローバル企業の代表格である「マクドナルド」の商標取得や商標管理体制等についてご紹介をいたします。
世界的に見た日本のマクドナルドとは
商標権数から見えること

右のグラフは世界のマクドナルド店舗数の割合を示したものです。アメリカが全体の4割を占め圧倒的1位の数となっており、日本が2位に続く結果となっていることがわかります。カナダやドイツ・イギリス等よりも圧倒的に日本の店舗数が多く、日本の商標件数がアメリカに次いで2番目に多い結果であることも頷けます。1971年、日本マクドナルドが東京・銀座の三越1階に第1号店を開業してから46年程の長い歴史の中で、古くから日本人の生活に根付いてきたことが伺える結果なのではないでしょうか。
アメリカと日本の商標出願傾向の違いとは
アメリカと日本の商標出願を区別別に見たとき、大きな違いがあることがわかります。
加工した植物性の食品等が対象の30類が158件と圧倒的に多い日本に対し