ポケットや鞄に「鍵」を入れたまま車のドアの施・解錠やエンジンの始動ができる「スマートキー」。かつては高級車の装備でしたが、今では軽自動車にも装備されるようになり、当たり前の鍵の在り方となりつつあります。

また、鍵を使わずに指紋認証、カードやスマートフォンなどで施・解錠を実行する「電子錠」の普及も進んでおり、自動車メーカーや住宅メーカなどにより開発が進められています。
最近では、 IoT(Internet of Things)を使った鍵の閉め忘れを防止するサービスなども注目されていて、今後、私たちの生活に無くてはならない「鍵」の更なる革命が予測でき、また、近い未来には「鍵」自体がなくなる時代がやってくることも考えられるのです。
革命が進む世界の電子鍵サービス
世界最大の商標データベース「GlobalBrandDatabase(以下略GBD)」で、”Electronic locks(電子鍵)”を含んでいる出願商標は5,020件。その内、出願数の多い上位権利者はこちら。
[su_table]順位権利者名(国名)事業内容(URL)出願件数1アッサ・アブロイ(スウェーデン)セキュリティ関連製品の製造・販売を行う多国籍企業グループ(https://www.assaabloy.com/en/com/)1122国際オリンピック委員会/CIO(スイス)オリンピックに参加する各種国際スポーツ統括団体を統括する組織(https://www.olympic.org/)813Salto Systems(スペイン)電子錠の製造企業(https://www.saltosystems.com/en/)744レイオバック/SPECTRUM BRANDS(アメリカ)電池、電動シェーバーなどを製造・販売するメーカー(