韓国で直近5年間で最も多く摘発された模倣品は「健康食品」であることが分かりました。
人的被害の大きい健康食品の模倣品
特許庁が公表した取締現況によると、2014年から2018年7月までに、模倣品として摘発・押収された物品は正規商品価額で3,290億ウォンで、日本円にして約334億円に達します。最も多く摘発された品目は健康食品。ブランド別で一番多くの模倣品が出回っているのが、紅参製品を販売する「正官庄」。2位は化粧品類、3位は自動車部品類という結果。これ以外にも、食品や洗剤、ハローキティなど有名キャラクターを使ったグッズなど、多岐にわたる模倣品が摘発されました。

増加するオンライン上の摘発
模倣品品目の規模が拡大したことにより、特にオンラインを通じた流通摘発が増加していることが明らかになりました。特許庁による直近4年間のオンライン上での取締現況を見ると、下記グラフ通り年々増加しています。