新gTLD Monthly Report 10月版を発行いたしました。
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Contents 1. 新gTLDファーストラウンドの状況 2. ブランドTLD活用情報 3. ブランドTLD活用事例 4. 新gTLDへの移行 5. 新gTLDのSEOへの影響力 6. 運営状況
Summary
新gTLDファーストラウンドの進捗を意味する「Completion Ratio」は、2016年10月25日時点95.69%で、前月比増加率はわずか0.36%である。先月に続き、進捗速度が遅くなっている。
2016年10月25日時点で、新gTLDのセカンドレベルドメインネームは、先月末比3.29%増加し約2,504万件を記録した。全体的にgTLDやccTLDが伸び悩んでいる中で毎月唯一確実な成長を見せている。
「.win」が、2016年10月3日をもって登録件数が全新gTLDの中で3位となった(2016年10月4日現在、「.win」1,050,936件、「.wang」1,050,069件記録)。今後は「.xyz」「.top」「.win」が1~3位となる可能性が高いと思われる。
「.site」は、今月初めてドメインネーム登録件数が50万件を越えた(2016年10月2日現在、502,013件記録)。
ブランドTLDのセカンドレベルドメインネーム登録件数は、この1カ月の間84件増え(1.47%)、10月25日基準、5,696件を記録した。
10月においても、ブランドTLDの活用方法として「Redirection」が3,213件(57.58%)と最も多かった。全体の活用率は67.49%である。
この1カ月で活用し始めたブランドTLDのドメインネームは、全217件である。そのうち、「飲食業界(Food & Beverage)」が34件で最も多く、そのほとんどはギリシャのヨーグルトメーカーであるFage社によるものである。Unique Site、Redirectionとしての活用事例を各業界別に紹介する。
本調査では、ブランドTLDを保有していない企業がメインサイトを新gTLDに移行した事例を掘り下げる。 事例①:「toureiffel.paris」(地域名TLDへの移行) 事例②:「esg.glass」(事業名TLDへの移行)
次に、「jacksonville.attorney」のケーススタディを通じて新gTLDがSEOに及ぼす影響力について詳しく紹介する。