新gTLD Monthly Report 11月版を発行いたしました。
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Contents 1. 新gTLDファーストラウンドの状況 2. ブランドTLD活用情報 3. 国別ブランドTLDの分析 4. ブランドTLD活用事例 5. 運用状況
Summary
新gTLDファーストラウンドの進捗を意味する「Completion Ratio」は、2016年11月25日時点で前月末比0.83%p伸びた96.52%である。進捗の速度が遅くなっており、来月に新gTLDファーストラウンドが終わることは難しいと思われる。
gTLDのドメインネーム登録件数が7月以降また下落(月間ベース)、先月末比0.30%減少した約1億643万件である。これには、「.com」が今月約34万件大幅減少したことが大きく影響する。
2016年11月25日時点で、新gTLDのセカンドレベルドメインネームは、先月末比3.64%増加し約 2,595万件を記録した。全体的にgTLDやccTLDが伸び悩んでいる中で毎月唯一確実な成長を見せている。
今月「.bid」「.vip」「.online」の登録数がそれぞれ50万件を越えた。
ブランドTLDのセカンドレベルドメインネーム登録件数は、この1カ月の間285件増え(4.76%)、11月25日基準、5,981件を記録した。
今月は活用外と分類できる「準備中」と「レジストリ運用用」が多く増えているため、活用率は先月比2.91%減った64.42%を記録した。
各ブランドTLDの実質所有会社の本社所在地を基準として調査した結果、フランスのブランドTLDに、セカンドレベルドメインネームが最多登録されていた。
現在、登録されているセカンドレベルドメインネームが多い上位4ヶ国(アメリカ、フランス、ドイツ、イギリス)を対象に活用状況を分析する。
日本のブランドTLD活用率は28.47%である。他の国に比べると、活用は進んでない状況である。また、Unique Siteとしての活用が多い。
各国ごとにブランドTLDを積極的に使っている企業の業種が明らかに分かれている。