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2017年以降の音商標として登録商標をご紹介

5月21日、エバラ食品工業株式会社が、「♪エ・バ・ラ、焼肉のたれ」のサウンドロゴが商標登録されたことを発表しました。

(登録6039687)画像出典:J-platpat(https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage)

既に登録されている音商標には、大正製薬社の「ファイトーイッパーツ」、小林製薬社の「ブルーレット置くだけ」、伊藤園社の「おーいお茶」などがあります。2015年4月1日からサウンドロゴを含む音情報も新たに商標として登録できるようになり、現時点で346件の出願商標の確認ができます。下記、2017年以降に登録に至った音商標と共に音商標についてご紹介いたします。

登録に至った音商標

(左)登録5991309:「はだにいいことはだラボ」、ロート製薬株式会社から出願された商標。(中央)登録6003246:「マンナンライフのこんにゃくばたけ」、株式会社マンナンライフから出願された商標。(右)登録6026708:「本商標は、「ヤクルト」という人の声\が聞こえる構成となっており、全体\で約0.4秒の長さである。」株式会社ヤクルト本社から出願された商標。これらいずれも、商標名を読むと、自然と頭の中でサウンドロゴのメロディが流れだすのではないでしょうか。音商標の登録は、企業の知的財産の保護を強化し、ブランド戦略を後押しすることがねらいであると考えれらます。

また、現在出願中であるオリンパス社(商願2015-029815)の下記商標は、社名や商品名が含まれない、音だけで構成された商標です。