2018年も早くも上半期へ突入しました。世界最大の商標データベースGlobalBrandDatabaseを検索した結果、2018年の上半期(20181/1~6/30)に出願された商標は、800,607件。その内、出願件数の多い権利者TOP10はこちら。
[su_table]順位権利者名2018年上半期出願件数2017年度比較(2017年度順位)1位LGヘルスケア639件↑(4位)2位AMAZONテクノロジーズ576件↑(8位)3位SAMSUN432件-(3位)4位ダイムラー351件[su_highlight]↑(30位)[/su_highlight]5位ジョンソン・エンド・ジョンソン349件↓(2位)6位ターゲット・コーポレーション325件↓(1位)7位ノバルティス317件-(7位)8位ロレアル302件↓(6位)9位LGエレクトロニクス284件↑(21位)10位APPLE277件↓(5位)
[/su_table] 前年度と比較すると、出願件数の多い権利者は特段変化はないといった印象ですが、4位のダイムラー社は、2017年度336件の出願件数で30位だったものの、2018年上半期のみで351件と、大幅な出願件数の増加により、大きくランクアップしています。勢いのあるダイムラー社の出願商標から見えてくるものとは。
[su_heading]Mercedes me ブランドの強化[/su_heading]
メルセデス・ベンツ(ダイムラー社が所有する乗用車のブランド)がプロデュースする、カジュアルでオープンなカフェや試乗を楽しめる「Mercedes me」。2017年に「My Mercedes」より名称を変更し、特設サイトもリニューアルされました。

「気軽にメルセデス・ベンツの世界に触れてほしい」というコンセプトの元、”クルマカフェ”を展開しており、車とユーザーのコミュニケーションスペースとして、高級車を身軽に感じる機会を設けることに貢献しています。また、BMWやLEXUSといった他の自動車メーカーによる”クルマカフェ”も続々と誕生しており、同業界のトレンドとなっています。