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【重要なお知らせ】お客様へ競合他社から送信される営業メールについて

 

2020年6月3日

GMOブライツコンサルティング株式会社

(2022年5月11現在:社名 GMOブランドセキュリティ株式会社)

​お客様各位

平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

弊社のお客様から「これまで付き合いのないXXX社という会社から自社ドメインの危険性を指摘するメールが送られてきているが大丈夫か」というお問い合わせを受けるケースが多くなってきており、個別にご対応・ご説明をさせていただいておりました。

 

お問い合わせをいただく頻度の高まりを受け、弊社としまして、同一の発信者から送信されるこのようなメールは、ドメインネームの難解な部分を逆手にとり、やみくもにお客様の不安を煽る度が過ぎた営業メールであると判断し、弊社としての見解をお客様にお伝えすべきと考え、このようなお知らせをさせていただくことを決定いたしました。

 

XXX社からは、過去にも顧客を装って弊社の営業情報を取得しようとする行為が確認されており、このようなことも今回のお知らせを実施するに至った背景となります。

メールの内容はどれも共通しており、弊社に管理をお任せいただいているドメインネームを保有するお客様に対して、レジストリロックやDNSSECがされていないことのみを理由としてセキュリティリスクに言及し、XXX社の優位性を訴えかける内容となっております。

弊社はブランドセキュリティを標榜するプロフェッショナル集団として、当然にこれまでもレジストリロックやDNSSECについてご提供させていただいております。ただ、このような専門的検証を要するセキュリティサービスには、必ずデメリットもあり、デメリットはお客様のドメインネーム の使用方法・管理方法・運用方法によって全く異なってきます。場合によっては、導入してもメリットは一切なく、デメリットしかなくなることも十分に考えられる性質のものです。

そのため、レジストリロックやDNSSECなど、企業内の複数部門を跨いだメリット・デメリットの検証を経ないと事故につながる可能性の高い部類のサービスは、弊社内でも高いレベルでの専門知識を有したメンバーからのみお客様にご説明させていただく体制を徹底しています。

 

メリットしかなければ、レジストリロックやDNSSECの普及率は高水準で推移するはずですが、蓋をあけてみるとどうでしょうか。現時点で、普及率は決して高いものとはいえません。これはただレジストリロックやDNSSECの存在を知らないというわけではなく、理解した上で、現時点で導入を見送っているお客様も多数いらっしゃるものと弊社は実感しています。

 

実際に上記のような不安を煽るメールをきっかけに、弊社からXXX社へドメインネームの管理を移管されたお客様がいらっしゃるのも事実です。ただ、移管して時間が経っているのにもかかわらず、結局はレジストリロックやDNSSECがなされていないドメインも確認できています。推定の域を脱しませんが、いざドメインネームをXXX社に移管してレジストリロックをかけようとしたところ、事前にデメリット部分の検証がなされておらず、導入時に他部門との調整ができないまま導入見送り・導入延期になったのではないかと考えております。

 

これまで弊社のレジストリロックサービスを導入していただいたお客様には、事前にメリット・デメリットをしっかりとお伝えした上で、企業内の複数部門との調整までもお手伝いをさせていただいております。メリットだけではなく、デメリットもしっかりとお伝えしていますので、実務に照らし合わせ導入を見送られたお客様もいらっしゃいます。

 

数ある選択肢の中からお客様それぞれの状況・目的に合わせたご提案をすることが、我々の真のプロフェッショナルとしての価値だと思っています。

 

弊社は、GMOインターネットグループの一員として、これからも徹底してお客様視点でのサービス提供に努めて行くことを改めてお約束いたします。

 

また、上述のような事象に関しまして、これまでの対応方針を変更し、今後はお客様へより分かりやすい価値をご提供できるような積極的な対抗策を即時実行してまいります。

 

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